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2021年度のプロジェクト活動
2021年9月6日
桜島と東京・渋谷の小学生が、互いに桜島大根を育てて絆を深めようというプロジェクトが始まりました。
なぜ渋谷なのか?なぜ桜島大根なのか?そこには、これまで2つの地が紡いできた絆がありました。
鹿児島市桜島松浦町の桜峰小学校。23人の全校児童が歩いて向かったのは、学校から1キロ程離れた畑です。毎年、食育の一貫で桜島大根を種から育てている子ども達。
農家の坂元さんに教わりながら、1粒ずつ丁寧に種をまきます。その様子を撮影する教頭先生。
リモートで繋ぐ相手は、桜島から直線距離で約1000キロ離れた東京・渋谷区。神南小学校の子ども達が、同時に桜島大根の種まきをしていました。
「渋谷・鹿児島おはら祭」をきっかけに、30年以上交流を続けて来た鹿児島市と渋谷区。鹿児島市から渋谷区には毎年桜島大根が贈られ、神南小学校の子ども達も給食で味わっていたと言います。
そこで企画されたのが、「桜島大根プロジェクト」。遠く離れた2つの小学校がそれぞれ桜島大根を育てながら、絆を深めようというのです。
初めて挑戦する、神南小学校の子ども達。桜島の農家・坂元さんにリモートで教わりながら、3つの鉢に種をまきました。
子ども達は来年1月収穫に向けて、リモートなどで交流を続けて行くという事です。
2021年10月12日
先月植えた種は、無事に育っているのでしょうか?
鹿児島市桜島松浦町の畑にやってきたのは、桜峰小学校の全校児童23人。毎年食育の一貫で桜島大根を育てて、市場に出荷しています。
種を植えて、ひと月あまり。しっかりと育っていました。
リモートで繋がった相手は、渋谷区の神南小学校の子ども達。毎年鹿児島市から贈られる桜島大根を給食で味わっていますが、育てるのは初めてです。
桜島の子ども達から、アドバイスも。
遠く離れていますが、同じ体験をすることで少しずつ絆が生まれ始めたようです。来年1月の収穫に向けて、子ども達の交流は続きます。
2021年12月10日
先月、鹿児島市桜島松浦長野桜峰小学校では、先生達がリモート交流会の準備に追われていました。
リモートで繋ぐのは、東京・渋谷区の神南小学校です。先日児童同士を繋いだ、リモート交流会が開かれました。
相手に伝わりやすく、みんなで考え、タブレットや画用紙を使い、互いに桜島大根の成長を報告しました。
更に絆が深まった、子ども達。来月、待ちに待った桜島大根の収穫です。
2022年1月25日
今日は収穫作業が行われました。
桜峰小学校では毎年食育の一環で桜島大根を育てて市場に出荷していますが、今日収穫の日を迎えました。 一方東京・渋谷区の神南小学校でも、子供たちが校庭で育てた桜島大根を収穫しました。
子供たちはお互いに桜島大根の大きさを比べながら、リモートで交流しました。
2つの小学校が収穫した桜島大根は、1月29日に鹿児島市で行われる桜島大根コンテストに出品されます。
2022年1月29日
今が旬の桜島大根のコンテストが、本日開催されました。
鹿児島市の桜島支所で開かれた今年の桜島大根コンテストには、県の内外から52本が出品されました。
審査員は色や形・全体のバランスをチェックしたり、木の棒を使って実が詰まっているかを確認していました。
審査の結果、地元の桜島藤野町に住む大野学さん・78歳が総合部門で優勝しました。
学校部門では重さ26.8キロ・胴回り116.5センチの大根で、桜峰小学校が優勝。
桜峰小学校と桜島大根で絆を深め、交流している東京・渋谷区の神南小学校は、重さ2.65キロ・胴回り37.2センチの大根を出品し、地域おこし協力隊賞を受賞しました。
2022年4月5日
卒業間際、ついに子供達の対面での交流が実現しました。
大都会と大自然、お互いの故郷でいつもとは違う経験をした子供達。
一生忘れられない思い出になったようです。
特番について
2021年2月20日放送予定
世界一重たい大根として、ギネスブックにも認定されている桜島大根。 2021年秋、桜島の小学生と東京・渋谷の小学生が、それぞれ桜島大根を育てるというプロジェクトが始まりました。 かねてから縁のあった2つの地で、リモートでの交流を重ねながら徐々に絆を育んでいく子供達の姿を追いました。
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