奄美市35.8℃ 今年初“猛暑日” 県本土や種子島・屋久島地方の梅雨明けはいつ?

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鹿児島 2024.07.01 19:10

 奄美市では7月1日、最高気温が35.8度を観測し、今年県内初の猛暑日となりました。一方、県本土や種子島・屋久島地方でも2日以降、しばらく晴れの日が続く予想です。

 7月1日の奄美地方は太平洋高気圧が張り出し、厳しい暑さとなりました。奄美市名瀬では最高気温が35.8度を観測。今年、県内で初めて猛暑日となりました。奄美地方では2日以降も1日と同じくらいの気温が続く予想で熱中症への対策が必要です。

 一方、先週、大雨が続いた県本土と種子島・屋久島地方。今週は一転して、晴れの日が続く予想です。

 梅雨明けの可能性はあるのでしょうか?

(佐藤菜乃花気象予報士)
「梅雨明けのポイントになるのは「太平洋高気圧」。張り出してくる太平洋高気圧に押し上げられるようにして前線も北上。来週になっても高気圧が張り出し続けるか、もしくは張り出しが弱まって前線が再び南下するかによって九州南部の梅雨明けの時期が決まる」
「マークで見てみると、この先は晴れマークが並んでいるが、高気圧の張り出し次第では来週以降一気に雨マークに変わ る可能性がある。このまま予想が変わらなければ、平年よりだいぶ早いが今週中の梅雨明けもあり得る」

 気象庁と環境省は2日も県内全域に熱中症警戒アラートを発表しました。室内ではエアコンを使い、こまめな休憩や水分補給など対策をしてください。