28日昼過ぎにかけて 県本土大雨の恐れ 土砂災害に警戒を 

この記事をシェア

  • LINE
鹿児島 2024.06.27 12:30

 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で県本土では28日昼過ぎにかけて大雨となるおそれがあります。大隅地方では27日夕方から27日夜はじめ頃にかけて土砂災害への警戒が必要です。

 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で県本土では、28日昼過ぎにかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。27日正午現在、県本土の広い範囲に大雨注意報が発表されています。

 降り始めからの雨の量は鹿屋市吉ケ別府で606ミリ、指宿で574.5ミリで、指宿では平年、6月ひとつきに降る雨量の9割を超えています。27日に予想される1時間雨量は多い所で、薩摩地方で30ミリ、大隅地方で50ミリ。28日正午までに予想される24時間雨量は多い所で、薩摩地方で180ミリ、大隅地方で150ミリとなっています。

 大隅地方では今夜はじめ頃にかけて土砂災害に警戒すると共に、県本土では28日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。