キスリング展行ってきました
2020.07.20(月)
鹿児島市立美術館で開催されている「キスリング展」
に行ってきました!
第一次世界大戦、第二次世界大戦という激動の時代を生き抜いたキスリング。
きっと作品には物悲しさや苦しさがたくさん表現されているのかな。と企画展に行く前は思っていました。
でも実際に観てみると、一番に感じた印象は違っていて、、、
私には「本当に絵を描くことが楽しい、幸せだ」と絵を通してキスリングが言っているように見えました。
(実際にそうなのかはわかりません(*_*)私が個人的に感じたことです)
絵画は描いた年代順に展示されています。
なので時代背景と照らし合わせながら今キスリングがどんなことを考えながら描いたのかなと想像しながら廻ることができるのですが、
まるでキスリングがこんな描き方も試してみよう、こんな風に書いたら面白いかもなと楽しんでいるかのように
絵のタッチや色の使い方がころころと変わっていくんです。
中でも私が一番時間をかけて観て廻ったのは女性の肖像画です。
一点を見つめ何か物語るような眼がとても特徴的です。その目元からは女性の色気や魅力が最大限に伝わってきて、ずっと見つめていると語りかけてきそうな不思議な気持ちになりました。
あまりにも力が入っている作品はキスリングはこの方に恋をしていたのかなと想像してしまいました。それほど女性の魅力を表現できるキスリングの人間らしさがとても素敵だなと思いました。
館内は新型コロナウイルス対策もばっちりで安心して観られましたよ!
ぜひ皆さんキスリングの世界観を味わってみてください!
カレンダー
アナウンサー
月別アーカイブ